平成２４年に（株）リクルートの「じゃらんリサーチセンター」が全国４７都道府県を対象に、各都道府県を訪れた旅行者の旅行後の評価として「地元の人のホスピタリティを感じた割合」について調査を行いました。
この調査結果によれば、埼玉県への旅行者で「ホスピタリティを感じた」と回答した割合は１６．０％で、全国で４２位でした。全国トップの沖縄県は４５．２％（全国平均は２１．３％）ですので、上位県とは大きな差があるのが現状です。
このサイトは、埼玉県のおもてなし力向上のため、民間（県内の交通事業者、宿泊事業者、経済団体等）と行政（県、市町村）が構成員となって設立した埼玉県おもてなし力向上実行委員会が作成したものです。
観光に携わる者として、こうしたデータを覆すことはもとより、おもてなし力向上でお客様に再来訪していただき、地域内での消費拡大や雇用の増大など地域経済の活性化につなげていくことが重要です。
平成２２年に（株）リクルートの「じゃらんリサーチセンター」が全国４７都道府県で実施した「ご当地調査」で、埼玉県民の「地元に愛着を感じる割合」が全国最下位となっています。
調査結果からは、地元のことを知らない、郷土に対する思いが薄いという現状があるようです。地元をよく知り、郷土に対する思いが強ければ、地元自慢にもつながり、他県からのお客様に埼玉県を強くＰＲできると思います。
観光事業者と県民が一丸となって「おもてなし力の向上」を図っていくため、皆さんにこのサイトを活用していただき、他県に自慢できる日本一の観光県を目指しましょう。
旅先で、地元の方から穴場観光スポットや地域で自慢のグルメスポットなど教えてもらうとそれだけで嬉しくなりますよね。 地域の自然や歴史、文化に関心を持ち、学ぶこと、知ることは郷土への愛着と誇りをもつきっかけになります。そして、このような郷土愛がおもてなしの心にもつながります。
「おもてなし」とは、一般的には、ホスピタリティ（手厚いもてなし。歓待の精神）や思いやり（相手の立場に立つ、きめ細かな心配り等）などでお客様をお迎えし、喜んでいいただく行為です。
埼玉県おもてなし力向上実行委員会では、これらにプラスαして、郷土愛を持ってお客様に郷土埼玉の良さを知っていただき、喜んでいただくこともおもてなしの要素として取り上げます。
埼玉ならではのおもてなしを図に表わすと次のようになります。
郷土への愛着と誇りを持って埼玉の良さを伝え、お客様に「埼玉に来てよかった、また来たい」と思える埼玉にしていきましょう。
