お掃除ユニット川越CLEAR’Sは、川越市を中心に活躍しているご当地アイドルです。
CLEAR’Sのメンバー6人は得意の歌やダンスで県内各地のイベントを盛り上げているほか、イベントの前後にはファンと一緒にゴミ拾いをするなど地域貢献にも熱心に取り組んでいます。これらの取組が評価され、今年6月には小江戸川越観光親善大使にも任命されています。
今回は、川越CLEAR’S事務局・統括マネージャーの都丸真理(とまるまさよし)さんにお話を伺いました。
Q 川越CLEAR’S設立の経緯について教えてください。
A 川越CLEAR’Sは2013年6月に地元商業者の4人が中心となって事務局を立ち上げました。全国で展開するお掃除ユニットの一つで、東京、名古屋に続き3番目に誕生しました。
Q グループ名に「埼玉」ではなく「川越」を入れたのはなぜですか。
A 私は川越で生まれ育ちましたが、以前から川越の知名度が低いと感じています。西武ライオンズといえば所沢、クレヨンしんちゃんといえば春日部、そのように思ってもらえることが重要なのだと思います。川越には観光資源がたくさんありますが、さらに川越の知名度を上げたいという想いで「埼玉」ではなく「川越」としました。
Q 活動内容について教えてください。
A 多い時期では週4回くらい県内外のイベントに出演しています。川越市内のお祭りなどでのフリーライブに加え、都内のイベントにも数多く出演しています。また、月2回以上はファンと一緒にゴミ拾いをしています。ゴミ拾いをしながらメンバーとファンが近い距離で会話できるので、ファンの方たちからとても好評です。
Q おもてなしの取組としてどんなところに力を入れていますか。
A ゴミ拾いで地域の美化を進めています。また、メンバーは地域の見どころの情報などを常に勉強しており、イベントなどに参加する方々にホットな情報を提供しています。また、観光客の方には川越の中心部だけではなく、周辺地域も訪れてもらえるようご案内ができるようにしています。
Q 観光地としての川越の課題を教えてください。
A 川越は、交通の便が良く、主要な観光地も一日で回れてしまいます。日帰りの観光客の方が非常に多いです。私は何回も埼玉、川越に来てもらいたいです。そのためには、来るたびに新しい発見、刺激を感じていただけることが大切だと思います。川越はお祭りが多いので、こうしたイベントでにぎわいづくりをして、川越の魅力をたくさん知っていただきたいです。
Q 今後の展望をお聞かせください。
A 2020年の東京オリンピックに向けて、今後外国人観光客がさらに増えることが見込まれます。川越に来る外国人の方は2回目以降のリピーターの方が比較的多いのですが、そのような方々はサブカルチャーに注目しているので、PRをしていきたいと思います。また、川越といえば、例えば着物を着ることができるなどといった伝統的なイメージがあると思いますが、実際来てみたら秋葉原並みのオタク文化があるとそのギャップがおもしろいと思うので、そのような驚きを与えていきたいです。
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